整形外科は運動器の様々な疾患が対象となります。主な疾患には次のようなものがあります。

 

骨粗鬆症

骨からカルシウムが抜け落ちる疾患で、軽微な外傷でも骨折を起こしやすくなります。カルシウムを摂取するだけでは不十分で、骨代謝にかかわる活性を調べたうえで治療する方法が普及しつつあります。骨粗鬆症により骨が脆くなると軽微な外傷で骨折を起こしやすくなります。股関節の大腿骨頸部骨折は多くが手術治療を要し、脊椎の圧迫骨折は寝たきりの大きな原因となります。詳しくはこちら

変形性関節症

軟骨がすり減って関節の変形や疼痛を起こします。体重負荷のかかる膝、股関節など下肢の関節に多いですが、指先のへバーデン結節も本症のひとつです。詳しくはこちら

五十肩

肩を動かす腱板という組織の加齢変化により、肩の痛みと動きの制限を起こす疾患で、肩関節周囲炎とも呼ばれます。詳しくはこちら

椎間板ヘルニア

脊椎の骨の間には椎間板という軟骨の板があり、これが後に突き出て神経を圧迫する病気が椎間板ヘルニアです。腰から下肢に神経が延びているため、椎間板ヘルニアによる圧迫は腰痛だけでなく、下肢のしびれ、知覚障害、運動障害を起こすことがあります。詳しくはこちら

腱鞘炎

腱鞘というのは腱が通るトンネル状の組織で、腱が浮かび上がるのを防ぎます。 腱と腱鞘が擦れあって炎症をきたしたものが腱鞘炎ですが、その原因は腱鞘が狭くなるとともに、腱が腫れて太くなることがわかっています。詳しくはこちら

変形性脊椎症

脊椎の骨同士を結ぶ椎間板や椎間関節の軟骨がすり減って脊椎が変形を起こすものです。変形性頚椎症や変形性腰椎症などがあります。詳しくはこちら

脊柱管狭窄症

背骨にある脊柱管が狭くなり、中を通る神経が圧迫を受ける疾患です。歩行中に下肢の痛みやしびれが起こって歩行困難になる間歇性跛行が特徴的です。詳しくはこちら

痛風

痛風は、尿酸が結晶化して関節に沈着していたものが、何らかのきっかけで放出され、自分の体内の白血球がこれを分解しようと殺到するために急性炎症(痛風発作)が起こって、腫れと痛みを起こす病気です。炎症を起こす部位でもっとも多いのが足の親ゆびのつけ根です。詳しくはこちら

関節リウマチ

関節リウマチは、関節の袋の部分を形成する滑膜という組織が、自己免疫によって自分の軟骨細胞を食い荒らす病気です。具体的な症状は、複数の関節の腫れと痛み、朝の手のこわばりなどがあり、痛みの多い関節は手首、手指、膝、足趾の関節などです。詳しくはこちら