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さかい整形外科【公式】練馬区 江古田 整形外科 音楽家・ダンサーの治療

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首・肩の痛みと肩こり

首の痛みと肩こりの原因

頚椎は7つの骨から構成され前弯(前方凸の曲がり)を呈しています(図)
四肢を支配する神経が頚髄にあるため、頸椎の異常は手足に様々な症状が出ます。

頸椎椎間板ヘルニア

頸椎椎間板ヘルニアは、骨と骨の間の椎間板が後方に突出して脊髄や神経根を 圧迫して症状を出します(図)。
首や肩甲骨、腕の痛みや肩こりを起こしますが、進行 すると手足のしび れが生じ手や足 の動きも悪くなる ことがあります。

頚椎症

加齢変化で椎骨の変形、椎間板の変性や骨のとげの形成などにより、脊髄から分かれる神経根や脊髄自体が圧迫されたり刺激を受けることが原因で起こります。首から腕の痛みやしびれ、肩こりが主な症状です。

不良姿勢による肩こり

肩こりは日常の疲労や精神的ストレス、不良姿勢によって起こるものもあります。

不良姿勢で有名なのがストレートネックです。これは本来前方凸に弯曲している(前弯)頸椎(図C-1)が、頭を前方に突き出す姿勢のために弯曲を失ってストレートになるか、むしろ後方凸に弯曲してしまう(後弯)現象です(図C-2)。
ストレートネックになると、頸椎後方の筋肉が緊張して肩こりを起こすのです。

【図C-1: (前弯)頸椎】
【図C-2: (後弯)頸椎】

上記以外に、胸郭出口症候群、眼精疲労、高血圧症、自律神経失調症、心臓疾患など様々な病気が肩こりの原因となります。

肩の痛み(五十肩)

肩の痛みを起こす疾患の代表が五十肩です。五十肩という病名は、もともとは50歳くらいに好発する、肩の痛みと関節運動の制限(可動域制限)をきたす疾患を総称していたのですが、その後腱板断裂や石灰性腱炎の病態が明らかになるにつれ、これらの疾患を除外した残りの疾患群を五十肩と呼ぶようになりました。肩関節周囲炎とも呼ばれています。

五十肩の特徴は、初期には肩を横に上げる動作(外転動作、図A)で疼痛がもっとも著しいことで、「髪結い・帯留め」の動作が困難になることで知られています。

五十肩の運動療法で有名なのがアイロン体操と呼ばれているもので、1Kgくらいのちょうどアイロンのような重りをもって、腰を曲げた状態で腕を上下左右に動かす体操です(図B)。この体操は腱板という肩を動かす板状の腱をストレッチする効果があります。

【図A: 外転動作】
【図B: アイロン体操】

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