腱鞘炎ばね指・へバーデン結節の治療について
当院の腱鞘炎治療
手の痛みを起こす疾患で日常に多くみられるのが腱鞘炎です。腱鞘内が窮屈になりすぎると腱がひっかかってばね指になります。腱鞘炎およびばね指の手術は腱鞘を切り開くだけですが、これでは腱鞘の存在が無意味になってしまうため、手術をしない腱鞘炎の治療が望まれます。特に手の微細な動きが求められる音楽家や美容師、職人などの職種では重要なことです。当院では腱の浮腫みをとることで腱鞘内を通りやすくし、腱鞘を切らずに温存する治療を行っています。
当院のへバーデン結節・母指CM関節症の治療
手の加齢現象の代表がへバーデン結節と親指のCM関節症です。
どちらも関節の軟骨がすり減る変形性関節症の一種ですが、これまで「治らない」と言われ治療困難とされてきました。
さかい整形外科では最新のデジタルX線撮影で指の関節像を拡大して診断し、関節の疼痛や変形に応じた治療を行っています。
音楽家や美容師など指の痛みが職業に影響する患者様も多く来院されています。指の第二関節が痛む「ブシャール結節」も同類の疾患です。
へバーデン結節、ブシャール結節、母指CM関節症の難治例には再生医療によるPRP治療を行っています。詳しくはこちら