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切らずに治すひざ・肩の痛み―ヒアルロン酸から再生医療まで

切らずに治すひざ・肩の痛み―ヒアルロン酸から再生医療まで

変形性膝関節症とヒアルロン酸注射

 

膝の痛みの原因の代表である変形性膝関節症は、加齢変化によって膝の軟骨がすりへることが原因です(変形性膝関節症図)。はじめは正座が困難になるなど、痛みで膝が曲がりにくくなりますが、やがて膝に水がたまる、痛みで足をひきずるなどの症状に発展します。
ヒアルロン酸は細胞の間で水分の保持やクッションの役割を果たす物質です。関節軟骨や関節液のほか、皮膚や目の中にも存在して保湿に役立っています。
年齢とともに関節液中のヒアルロン酸が減少するので、軟骨の摩耗を防止するためにヒアルロン酸の関節内注射が行われます(注射図)。しかしこの注射によって、すり減った軟骨が再生されるわけではありません。
軟骨がすり減り続けると、最終的には骨同士が擦れあうようになり、手術が必要になってきます。こうなるとヒアルロン酸注射は効果を発揮できなくなり、再生医療が必要になってきます。

 

肩の痛み-五十肩と注射療法

 

肩の痛みの原因は、軟骨の摩耗よりも周辺の軟部組織によるものが大部分です。とくに肩を動かす腱板に変性が起こり、石灰化や断裂を起こすことがあります(肩図1)。また肘を曲げる上腕二頭筋の腱が肩を横切るように走っており、ここに腱鞘炎を起こすこともあります。いわゆる五十肩は、広い意味で肩の周辺軟部組織の加齢変化により、疼痛や関節が固くなる拘縮をきたす病態をいいます。
五十肩の注射療法には、腱板などの軟部組織の炎症を抑え潤滑性を増すヒアルロン酸注射と、腱鞘炎などに抗炎症作用をもたらすステロイド注射が行われます。
五十肩でもヒアルロン酸やステロイド注射が効かない末期のものは、再生医療の対象となります。

 

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