デスクワークで体に負担をかけていませんか? ~エクササイズ編~
前回、デスクワークの際の姿勢についてお話しさせていただきました。(前回の記事はこちら)
今回はいくつかご自宅でも可能なエクササイズをご紹介させていただきたいと思います。
①頭が前方に落ちやすい方

頭が前方に落ちやすい方は頸椎の上部にある後頭下筋群が縮まりやすいです。
それによって血流が悪くなり頭痛や眼精疲労の原因にもなります。
そこで首のストレッチをご紹介します。

後頭部に手を回して、軽く顎を引きます。
深呼吸しながら10秒程度保ちます。このエクササイズを2~3回行います。
※痛みが出る場合は無理をせずに中止しましょう。
②背中が丸くなりやすい方

背中が丸くなりやすい方は背中から腰にかけての筋肉が伸長されて腰痛が起きやすいです。
背中を動かすエクササイズをご紹介します。

椅子の深く座って背中をまっすぐにつけて座ります。
頭の後ろに手を組んで息を吸いながら背中をゆっくりと反らせます。
この時に腰が反らないように注意して、みぞおち辺りから反るようにしましょう。
そこからゆっくり息をはきながら元の姿勢に戻りましょう。このエクササイズを2~3回行います。
※痛みが出る場合は無理をせずに中止しましょう。
③反り腰になりやすい方

反り腰になりやすい方は腰の筋肉が縮まり、緊張しやすいため、腰痛が生じやすいです。
腰の筋肉の緊張をほぐすエクササイズをご紹介します。

椅子に浅く座っていただき、息をはきながら骨盤を後ろに倒しながら背中を丸めます。
そこで一度息を吸って、再び息をはきながら骨盤を起こしながら元の姿勢まで戻ります。
元の姿勢に戻るときに腰が反らないように注意しましょう。
※痛みが出る場合は無理せず、中止しましょう。
当院では、今回紹介したエクササイズなど理学療法士が患者様の体の状態に応じて、リハビリテーションを提供しています。
痛みでお困りの方や理学療法士のリハビリテーションをご希望される方は、まずは診察で医師にご相談ください。
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