院長
腱鞘炎とは何か
腱鞘は「腱の鞘(さや)」と書くように、中に腱が通るトンネル状の組織です。
図のように、筋肉から長く延びた腱が指先の骨を引っぱって指を曲げようとするとき、腱が浮かび上がらないよう抑える働きがあります。ここに炎症が起こって痛むのが腱鞘炎です。
この図を見ればわかるとおり、腱鞘がある場所は手の中でも限られています。

腱鞘炎を起こしやすい場所はこちらの図のように、親指から小指までの手のひら側の付け根と、手首の親指側の部分です。
このうち矢印で示した手首の痛みはド・ケルバン(de Quervain)腱鞘炎と呼ばれ、ピアノのオクターヴのテクニックで痛むことが多いです。

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【本日の名言】
みじめな気持ちになる秘訣は、自分が幸福であるか否かについて考えるひまを持つことだ。
―ジョージ・バーナード・ショウ―